項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 11113-50-1 |
名称 | ホウ酸(未精製天然物) |
物質ID | m-nite-11113-50-1_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 未精製の天然ホウ酸 (H3BO3 ≦ 85 %) であり (AICIS IMAP (2018))、データがなく分類できない。参考として、ホウ酸 (10043-35-3) は不燃性ではあるが、無水酢酸と混合危険(発熱)を有し、加熱すると化学的に不安定になるとの情報(GESTIS (Accessed Nov. 2022))が得られている。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 未精製の天然ホウ酸 (H3BO3 ≦ 85 %) であり (AICIS IMAP (2018))、データがなく分類できない。参考として、ホウ酸 (10043-35-3) は不燃性 (GESTIS (Accessed Nov. 2022))である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 未精製の天然ホウ酸 (H3BO3 ≦ 85 %) であり (AICIS IMAP (2018))、データがなく分類できない。参考として、ホウ酸 (10043-35-3) は不燃性 (GESTIS (Accessed Nov. 2022))である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 未精製の天然ホウ酸 (H3BO3 ≦ 85 %) であり (AICIS IMAP (2018))、データがなく分類できない。参考として、ホウ酸 (10043-35-3) は溶解度が 49.5 g/L(GESTIS (Accessed Nov. 2022))との測定データが得られており、水と急激な反応をしないと考えられる。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | ハロゲンを含まず、酸素を含む無機化合物であり、この酸素が炭素及び水素以外の元素(B)と結合しているが、データがなく分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 無機化合物である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - | ※:本CAS登録番号(11113-50-1)の「ホウ酸」はホウ酸(H3BO3:CAS登録番号 10043-35-3)を85%未満(乾燥重量ベース)の濃度で含有する「天然の粗製ホウ酸」である(EU RAR (2007)、AICIS IMAP (2018))。以下、このCAS登録番号の定義に従い分類するものとする。 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分に該当しないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 (2)ヒトにおけるホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の最小致死量は640 mg/kgとの報告がある(食安委 清涼飲料水評価書(2011))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分に該当しないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分に該当しない(分類対象外)と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
【分類根拠】 (1)より、ホウ酸の分類結果を用い、本物質にホウ酸が10%以上含まれると想定し、JIS Z7252に基づき、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分2と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2 |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
【分類根拠】 (1)より、ホウ酸の分類結果を用い、本物質にホウ酸が10%以上含まれると想定し、JIS Z7252に基づき、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分2と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定されている(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)を含む無機ホウ酸塩化合物(borate compounds, inorganic)に対して、ACGIHはA4に分類している(ACGIH TLVs and BEIs (2022))。(1)の結果は(2)に依拠している。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 区分1B |
危険 |
H360 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、ホウ酸の分類結果を用い、本物質にホウ酸が0.3%以上含まれると想定し、JIS Z7252に基づき、区分1Bとした。 【根拠データ】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は区分1Bと判定している(2013年度GHS分類結果)。 【参考データ等】 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3、11113-50-1)は、EUでRepr. 1Bに分類されており(EU CLP CLH (2014))、SVHC候補物質リストに収載されている(EU REACH SVHC (2010))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(中枢神経系)、区分3(気道刺激性) |
危険 警告 |
H370 H335 |
P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
【分類根拠】 (1)より、ホウ酸の分類結果を用い、本物質にホウ酸が10%以上含まれると想定し、JIS Z7252に基づき、本物質に85%未満含まれるホウ酸(H3BO3 CAS登録番号:10043-35-3)の分類結果から、混合物分類を適用し、区分1(中枢神経系)、区分3(気道刺激性)とした。なお、消化管への影響は刺激と考えられるため、標的臓器として採用していない。 【根拠データ】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分1(消化管、中枢神経系)、区分3(気道刺激性)と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分3 |
- |
H402 | P273 P501 |
魚類(ゼブラフィッシュ)96時間LC50 = 14 mg/L(EURAR, 2007)であることから、区分3とした。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 急速分解性に関する十分なデータが得られておらず、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC = 4.67 mg/L(AICIS IMAP, 2019)から、区分に該当しないとした。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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